作成したアプリケーションを実行環境に配布する際、ActiveReportsのコンポーネントはどのフォルダに配置すればよいのでしょうか?

文書番号 : 27183     文書種別 : 使用方法     最終更新日 : 2009/08/03
文書を印刷する
対象製品
ActiveReports for .NET 6.0J Professional
詳細
ActiveReportsのコンポーネントを実行環境に配置する場合、以下の2つの方法が考えられます。

  1. アプリケーションと同じフォルダに配置する
    • Windowsアプリケーションの場合
      EXEファイルと同一のフォルダに、メインアセンブリを配置します。
      メインアセンブリを配置したフォルダに、"¥Ja"というフォルダを作成して、その中にサテライトアセンブリを配置します。

    • Webアプリケーションの場合
      DLLファイルと同一のフォルダ(通常は仮想フォルダ内の¥binフォルダ)、メインアセンブリを配置します。
      サテライトアセンブリは、Windowsアプリケーションと同様にメインアセンブリを配置したフォルダに、"¥Ja"というフォルダを作成して、その中に配置します。

  2. グローバルアセンブリキャッシュ(GAC)に登録する
    メインアセンブリとサテライトアセンブリを、配布先環境のグローバルアセンブリキャッシュに配置します。
    配置方法に関しては、Visual Studio .NETのマニュアル等を参照してください。

上記内容につきましては、製品ヘルプの以下のトピックでも説明しておりますので、あわせてご覧ください。

PowerTools ActiveReports for .NET 6.0J
 - ActiveReports for .NETユーザーガイド
  - アプリケーションの配布
   - ランタイムファイルの配布について
  - よくある質問
   - 配布・ライセンス
    - アプリケーションを配布する

なお、上記「ランタイムファイルの配布について」に記載されたアセンブリの内、どのアセンブリを実行環境に配置する必要があるかは、お客様が作成したアプリケーションで参照しているアセンブリによって決定されます。

[参照の管理]
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/z6609kte.aspx

また、上記の通り、.NET アプリケーションは、必要に応じて当該環境内のアセンブリファイルを検索し、取得したアセンブリを元に処理を実行しますが、これは ActiveReports の機能によるものではなく、.NET Framework の基本的な動作になります。

本動作につきましては弊社が規定するものではございませんので、詳細な仕様等につきましては、各種技術資料等をご参照ください。

[ランタイムがアセンブリを検索する方法]
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/yx7xezcf.aspx
関連情報
キーワード
配布・ライセンス

この文書は、以前は次のFAQ IDで公開されていました : 11860