Internet Explorer 8 以降での ActiveXビューワの使用について

文書番号 : 30039     文書種別 : 技術情報     最終更新日 : 2011/08/16
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対象製品
ActiveReports 2.0J Professional
詳細
Microsoft社では、IE7以前のブラウザで表示できたページが、IE8以降のブラウザ上ではレイアウトやデザインが崩れてしまうといった、互換性の問題が発生する可能性があるとの注意を促しています。
ここでは、これらの互換性問題がActiveReportsに与える影響、および回避策について記載します。

影響を受ける条件
次の条件を全て満たす時、ActiveReportsで提供しているActiveXビューワの高さや幅が、正しく表示されない場合があります。
  • 製品付属のArView2.cabを使用している

  • HeightもしくはWidthの各プロパティの値をパーセントで指定している

  • IE8以降のブラウザにおいて、デフォルト状態(「互換表示」機能を使用しない状態)で対象画面を表示している

回避方法
開発者側で回避可能な方法について説明します。以下の指定を、ArView2.cabを使っている対象のページに実装することで回避できます。
  互換モードをページごとに指定する     <meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="IE=EmulateIE7" />


上記の詳細については次のMSDNサイトをご確認ください。

なお、本現象は上記以外にも、次のような方法で回避できることが確認されております
状況に応じて、いずれかの方法での現象回避をご検討ください。

以下のサンプルコードのように、CSSで高さと幅を定義します。
サンプルコード画像

一般的なIEの互換性についての情報は、次のMSDNサイトをご確認ください。
キーワード
機能・仕様 Web