作成したアプリケーションを実行環境に配布する際、ActiveReportsのコンポーネントはどのフォルダに配置すればよいのでしょうか?

文書番号 : 33883     文書種別 : 使用方法     登録日 : 2012/12/19     最終更新日 : 2012/12/27
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対象製品
ActiveReports for .NET 7.0J
詳細
ActiveReportsのコンポーネントを実行環境に配置する場合、以下の2つの方法が考えられます。

  1. アプリケーションと同じフォルダに配置する
    • Windowsアプリケーションの場合
      EXEファイルと同一のフォルダに、メインアセンブリを配置します。
      メインアセンブリを配置したフォルダに、"¥ja"というフォルダを作成して、その中にサテライトアセンブリを配置します。
      Windowsアプリケーションの配布例
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    • Webアプリケーションの場合
      DLLファイルと同一のフォルダ(通常は仮想フォルダ内の¥binフォルダ)、メインアセンブリを配置します。(aspxファイルが配置されているフォルダではありませんので、ご注意ください。)サテライトアセンブリは、Windowsアプリケーションと同様にメインアセンブリを配置したフォルダに、"¥ja"というフォルダを作成して、その中に配置します。
      Webアプリケーションの配布例
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  2. グローバルアセンブリキャッシュ(GAC)に登録する
    メインアセンブリとサテライトアセンブリを、配布先環境のグローバルアセンブリキャッシュに配置します。
    配置方法に関しては、Visual Studio .NETのマニュアル等を参照してください。

上記内容につきましては、製品ヘルプの以下のトピックでも説明しておりますので、あわせてご覧ください。

PowerTools ActiveReports for .NET 7.0J
 - ActiveReportsユーザーガイド
  - アプリケーションの配布
   - ランタイムファイルの配布について

なお、上記ヘルプトピック「ランタイムファイルの配布について」に記載されたアセンブリの内、どのアセンブリを実行環境に配置する必要があるかは、お客様が作成したアプリケーションで参照しているアセンブリによって決定されます。

参照の管理

配布を許可しているアセンブリ以外、実行環境に配布することはできません。配布が許可されていないアセンブリを参照している場合には、あらかじめ削除してください。

また、上記ヘルプトピック「ランタイムファイルの配布について」に配布必須と記載されているメインアセンブリ・サテライトアセンブリは、アプリケーションの参照設定にかかわらず、基本的に運用環境への配布が必要なファイルです。かならず配布してください。

なお、上記の通り、.NET アプリケーションは、必要に応じて当該環境内のアセンブリファイルを検索し、取得したアセンブリを元に処理を実行しますが、これは ActiveReports の機能によるものではなく、.NET Framework の基本的な動作になります。

本動作につきましては弊社が規定するものではございませんので、詳細な仕様につきましては、各種技術資料などをご参照ください。

ランタイムがアセンブリを検索する方法
関連情報
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配布・ライセンス