アプリケーションを実行環境に配布する際、ActiveReportsのコンポーネントはどこに配置すればよいか?

文書番号 : 37757     文書種別 : 使用方法     登録日 : 2015/05/15     最終更新日 : 2015/05/15
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対象製品
ActiveReports for .NET 9.0J
詳細
ActiveReportsのコンポーネントを実行環境に配置する場合、以下の2つの方法が考えられます。

  1. アプリケーションと同じフォルダに配置する
    • Windowsアプリケーションの場合
      EXEファイルと同一のフォルダに、メインアセンブリを配置します。
      メインアセンブリを配置したフォルダに、"¥ja"というフォルダを作成して、その中にサテライトアセンブリを配置します。
      Windowsアプリケーションの配布例
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    • Webアプリケーションの場合
      DLLファイルと同一のフォルダ(通常は仮想フォルダ内の¥binフォルダ)、メインアセンブリを配置します。(aspxファイルが配置されているフォルダではありませんので、ご注意ください。)サテライトアセンブリは、Windowsアプリケーションと同様にメインアセンブリを配置したフォルダに、"¥ja"というフォルダを作成して、その中に配置します。
      Webアプリケーションの配布例
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  2. グローバルアセンブリキャッシュ(GAC)に登録する
    メインアセンブリとサテライトアセンブリを、配布先環境のグローバルアセンブリキャッシュに配置します。
    配置方法に関しては、Visual Studio .NETのマニュアル等を参照してください。

上記内容につきましては、製品ヘルプの以下のトピックでも説明しておりますので、あわせてご覧ください。

ActiveReportsユーザーガイド
 - アプリケーションの配布
  - ランタイムファイルの配布について



■補足説明(1)

上記ヘルプトピック「ランタイムファイルの配布について」に記載されたアセンブリの内、どのアセンブリを実行環境に配置する必要があるかは、お客様が作成したアプリケーションで参照しているアセンブリによって決定されます。

参照の管理

配布を許可しているアセンブリ以外、実行環境に配布することはできません。配布が許可されていないアセンブリを参照している場合には、あらかじめ削除してください。

また、上記ヘルプトピック「ランタイムファイルの配布について」に配布必須と記載されているメインアセンブリ・サテライトアセンブリは、アプリケーションの参照設定にかかわらず、基本的に運用環境への配布が必要なファイルです。かならず配布してください。

なお、上記の通り、.NET アプリケーションは、必要に応じて当該環境内のアセンブリファイルを検索し、取得したアセンブリを元に処理を実行しますが、これは ActiveReports の機能によるものではなく、.NET Framework の基本的な動作になります。

本動作につきましては弊社が規定するものではございませんので、詳細な仕様につきましては、各種技術資料などをご参照ください。

ランタイムがアセンブリを検索する方法



■補足説明(2)

アプリケーションで使用している機能によっては、アセンブリファイル以外にも実行環境に配置すべきファイルが存在することもあります。

たとえば、Flashビューワを使用している場合、ActiveReports のアセンブリファイル以外に、以下のファイルも適切な場所に配置する必要があります。(Flashビューワを動作させるために必要なファイルです。)
  • Grapecity.ActiveReports.Flash.v9.swf
  • Grapecity.ActiveReports.Flash.v9.Resources.swf
これらの swfファイルを配布する場所は、Flashビューワが配置された Webページ(.aspx)と同じフォルダになります。(厳密には WebViewerコントロールの FlashViewerOptionsクラスの Urlプロパティ及び ResourceUrlプロパティ の値で決定されます。)ご注意ください。

前述のヘルプトピック「ランタイムファイルの配布について」をご参照いただき、必要なファイルをすべて配置してください。
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キーワード
配布・ライセンス