複数のデータソースに対応しているレポート形式は?

文書番号 : 37891     文書種別 : 使用方法     登録日 : 2015/11/11     最終更新日 : 2015/11/11
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対象製品
ActiveReports for .NET 9.0J
詳細
ActiveReportsには、セクションレポートとページレポートとRDLレポートの3つのレポート形式がありますが、複数のデータソース(データセット)への対応状況には違いがあります。

詳細については、以下の内容をご覧ください。
  1. ページレポートの場合
  2. セクションレポートの場合
  3. RDLレポートの場合


ページレポートの場合

ページレポートの構造上、複数のデータセットを同時に定義することは可能です。

しかしながら、これは、製品ヘルプの以下のトピックにありますような、ページレポート上に出力するデータセットと異なるデータセットを、パラメータとして使用することを実現するためのものです。

ActiveReportsユーザーガイド
 - 基本操作
  - ページレポート/RDLレポートの基本操作
   - パラメータの追加
    - ALLパラメータの作成
    - カスケード型パラメータの追加
 - サンプルとチュートリアル
  - チュートリアル
   - ページレポート/RDLレポートのチュートリアル
    - データ
     - パラメータ付きのクエリの使用

複数のデータセットを定義し、ページレポートのデータソース(DataSetNameプロパティ)に設定したり、レポート上に配置したデータ領域(Table や List、Matrix、Chartなど)に異なるデータセットを関連付けるような使用方法には、対応しておりません。

複数のデータソースを使用したい場合は、別のレポート形式をご利用ください。



セクションレポートの場合

セクションレポートの場合、レポートに出力できるデータソースは、基本的に1つです。
ただし、SubReportコントロールを使用したり、Pageクラスのメソッドを使用することで、複数のレポートを1つのレポートに合成することが可能です。

それぞれのレポートに異なるデータソースを設定すれば、複数のデータソースを元に1つのレポートを出力することも可能です。

詳細については、後述の「関連情報」にある『複数のレポートを合成して、一つのレポートにする方法は?』をご覧ください。



RDLレポートの場合

RDLレポートの場合、複数データソース/データセットを定義することが可能であり、それぞれのデータを異なるデータ領域(Table/List/Chartなど)に関連付けることが可能です。

また、SubReportコントロールを使用することで、異なるデータソースを持つ別のレポートをサブレポートとして埋め込むことも可能です。

RDLレポートで複数のデータソースを使用する方法やSubReportコントロールを使用する方法については、以下の技術情報や製品ヘルプをご覧ください。

CodeZine|5分でわかるActiveReports帳票|RDLレポート

ActiveReportsユーザーガイド
 - 概念
  - ページレポート/RDLレポートの概念
   - ページレポート/RDLレポートのレポートコントロール
    - Subreport(RDLレポートのみ)
 - サンプルとチュートリアル
  - チュートリアル
   - ページレポート/RDLレポートのチュートリアル
    - レイアウト
     - RDLレポートでのサブレポート(RDLレポートのみ)
関連情報
キーワード
機能・仕様 データ