InputMan for Windows Forms 5.0Jからの移行

文書番号 : 40902     文書種別 : 使用方法     登録日 : 2017/08/25     最終更新日 : 2017/08/25
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対象製品
InputMan for Windows Forms 10.0J
詳細
InputMan for Windows Forms 5.0J(以下 5.0J)からInputMan for Windows Forms 10.0J(以下 10.0J)に移行する場合には、移行ツールを実行することでプロジェクトを移行することが可能です。ただし、10.0Jの以下の機能については、5.0Jと同じ動作を実現するために対応が必要となる場合があります。

ドロップダウンオブジェクト表示時のショートカット機能について

5.0Jではドロップダウンオブジェクトが表示されている場合でも、ショートカット機能が優先されて実行されます。
例えば、通常、日付コントロールでドロップダウンカレンダーが表示されている場合には、ドロップダウンカレンダー上で[Up]および[Down]キーを押下することで日付を選択できます。この時、[Down]キーに次のコントロールへフォーカスを移動するショートカット機能を設定していると、ドロップダウンカレンダーが表示されていてもショートカット機能が優先されるため、[Down]キーで日付を選択することができず、次のコントロールにフォーカスが移動します。

6.0J以降では、ドロップダウンオブジェクトが表示されている場合にはショートカット機能を無効にするよう動作が改良されています。10.0Jで5.0Jと同じ動作を実現するためには、ショートカットコンポーネントのActionExecutingイベントに対応コードを追加する必要があります。詳細については、下記のナレッジ文書をご覧ください。

ドロップダウンウィンドウ表示時にショートカットキーの動作を有効にするには?

数値やタイムスパンコントロールのマイナスキーの動作について

5.0Jではマイナスキーは値をプラスとマイナスに切り替えるスイッチ機能となっていました。6.0J以降ではスイッチ機能とする従来の動作か、マイナスキーはマイナスの値として認識する新しい動作を選択できるようになりました。デフォルトでは従来のスイッチ機能のまま動作しますが、10.0Jではこのスイッチ機能をショートカット機能によって実現しています。

5.0Jからの移行後に、マイナスキーを以前のスイッチ機能のまま動作させるためには、以下のマイナスキーにショートカット機能を追加する必要があります。

  • [Subtract]キーに動作「SwitchSign」
  • [OemMinus]キーに動作「SwitchSign」
[Visual Basic]
' マイナスキーをスイッチ機能にするショートカット機能を設定します。
GcShortcut1.GetShortcuts(GcNumber1).Add(Keys.OemMinus, GcNumber1, "SwitchSign")
GcShortcut1.GetShortcuts(GcNumber1).Add(Keys.Subtract, GcNumber1, "SwitchSign")


[C#]
// マイナスキーをスイッチ機能にするショートカット機能を設定します。
gcShortcut1.GetShortcuts(gcNumber1).Add(Keys.OemMinus, gcNumber1, "SwitchSign");
gcShortcut1.GetShortcuts(gcNumber1).Add(Keys.Subtract, gcNumber1, "SwitchSign");


なお、ショートカット機能は他のイベント処理よりも優先して動作するため、ショートカット機能にスイッチ機能が設定されている場合にはマイナスキー押下時にKeyDownイベントが発生しません。

数値コントロールやタイムスパンコントロールで、ショートカット機能を設定している場合でもマイナスキーのKeyDownイベントを取得するためには、スイッチ機能を実現しているショートカット機能を削除するなどの対応が必要です。詳細については、以下ナレッジ文書をご覧ください。

数値コントロールでマイナスキーが押されたかどうかを取得するには?
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