データベース千夜一夜第35回

データベースの調整と保守 長谷川裕行
有限会社 手國堂

データベースは作成前の設計ももちろん大切ですが、稼働したあとからの調整と保守も非常に重要です。

日々頻繁にアクセスされるデータベースは、事前設計の段階では想定できなかった様々な使われ方によって、知らないうちに処理効率が低下していることもあります。

このコラムもいよいよ次回で最終回。最後にデータベースの調整(チューニング)と保守について考えてみましょう。SQL Serverには便利なツールが付属しています。


今回は各種機能の紹介や設定作業時のアドバイスが中心なので、サンプル・データベースは使用しません。従って、サンプルのクエリファイルもありません。


- 目次 -
データベースの調整・保守とは?
データベースがシステムの効率を左右する
稼働してからが勝負
システム全体のチューニングを
何をどのように調整するのか?
個々のデータベースの最適化
RDBMSの最適化
ハードウェアの最適化
ネットワークの最適化
アプリケーションの最適化
Enterprise Managerのツール
SQLプロファイラ
起動とイベントの選択
イベントのトレース
パフォーマンスモニタ
データベースの保守
起動とディスク領域の保守
整合性のチェックとバックアップ計画
単独のバックアップ
インデックスのチューニング
適切なインデックスを
起動とログの指定
テーブルの選択
SQL Serverの環境設定
起動と全般の設定
メモリの設定
ディスク関連の設定
あとがき
長谷川 裕行 (はせがわ ひろゆき)
有限会社 手國堂 代表取締役  http://www.hirop.com/

大阪芸術大学 写真学科講師。フリーライター。日経ソフトウェアなどに連載。
『ソフトウェアの20世紀』、『独習SQL』など著書多数。

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